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第47話 「花火大会、ハチとナナ(終)」 (2007年3月28日放送)
(-原作- コミック第12巻[第42話])
「もし今みんなにもう一度会えたら
あたしはきっとまた甘えてしまう
それが怖くてここから動けない」
「ねえ ナナ
今年もまた 多摩川に真夏の花が咲く
707号室でみんなで待ってるよ
お揃いの浴衣も仕立ててあるよ」
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「ねえ ナナ
ナナが誰よりも望んでいた 取り戻せなかった夏が
今 ここにあるよ
ずっと待ってる
10年でも20年でも50年でも
ねえ ナナ 」
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第46話 「再会!ハチと章司」 (2007年3月21日放送)
(-原作- コミック第11巻[第41話])
「ガイアから振り込まれた契約金と
事務所から毎月もらえる給料と
この先入る予定のCDの印税
あたし達はもう しがないアマチュアバンドじゃない
ハチと子供の二人位
余裕で養ってやれると思った」
「ねえ ハチ
人は失って初めて その大切さに気づくって言うけど
本当の意味で気づくのはいつも
再び向き合えた時だった気がするな
もし今みんなにもう一度会えたら
あたしはきっとまた甘えてしまう
それが怖くてここから動けない」
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第45話 「ブラストTV初出演」 (2007年3月14日放送)
(-原作- コミック第11巻[第40話])
「歌うように話す女だと思った
タクミのあの語尾を伸ばす独特のムカツク話し口調は
レイラのリズムとまるで同じだった
あたしがいつの間にかレンと同じ話し方をしているみたいに」
「ねえ ハチ
まるで趣味の違うあたし達が
お揃いの宝物を身に付ける日が来るなんて
夢にも思っていなかったよね
新しい物好きで浮気者のあんたが
この老舗ブランドの定番リングだけは
今も大切に持ってくれているといいな」
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第44話 「ブラストvsトラネス」 (2007年3月7日放送)
(-原作- コミック第11巻[第39話])
「あたしの夢は バンドを成功させて
日本中の人に自分の名前を覚えてもらう事だった
たとえ たった一人の人に呼んでもらえなくなっても」
「ねえ ハチ
あんたとタクミを会わせた事を
あの頃あたしは心底 悔やんでいたけど
もし あんたが今もあの男のそばで 幸せに暮らしているのなら
少しは あたしも救われる
たったひとつの頼みの綱だよ」
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第43話 「ブラスト、ゲリラライブ」 (2007年2月28日放送)
(-原作- コミック第11巻[第38話])
「もし今 あたしが死んでも
レンはもう一緒には 死んでくれないだろうと思った
でも それでいいんだ
そうでなければいけないんだ
それを悲しいと思うあたしが きっとおかしいんだ」
「ねえ ハチ
どんな逆流にも踏んばり続ける事が
人生なんだと あたしは思ってたけど
流されて生きるのはそんなにバカな事じゃないよ
前へ進めるなら」
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第42話 「ナナ、突然の発作」 (2007年2月21日放送)
(-原作- コミック第11巻[第37話])
「決して深くは考えないようにして
曖昧に ごまかし続けていた問題に
向き合わなければいけない時が
来てしまったんだと思った」
「ねえ ハチ
もがけばもがく程 沈んで行くなんて
人は虚しい生き物だよ
あたしは生まれ変わるなら魚がいい
狭い水槽の中でレンと2人だけで泳ぐの」
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第41話 「ブラスト合宿」 (2007年2月14日放送)
(-原作- コミック第10巻[第36話])
「ろくに眠る暇もない程
あわただしくなった毎日の中で
あたしは自分の立てた作戦の落ち度に
全く気づいていなかった」
「ねえ ハチ
星屑が滲んで 今夜も空がやけに眩しいよ
あたしは今も キラキラしたものを見ると
蓮の事を思い出すから」
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第40話 「ブラスト、デビュー!」 (2007年2月7日放送)
(-原作- コミック第10巻[第35話])
「べつに眉をしかめられる程の
厳粛な状況でも 深刻なニュースでもない
平和な朝に殴り込みのライブ映像と
やたら化粧の濃いボーカリストの醜聞
インパクトは充分
勝算はあると思った」
「あのさ ハチ
あたしは もう あんたの物語のヒーローにはなれないけど
今もあたしの物語のヒロインの名前は奈々
とびきり かわいい あんただよ」
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